自己分析をするべきだといわれても、どうやってやれば良いか分からずネットで情報を検索しているのではないでしょうか。もし下記に当てはまるのであれば、きっと本記事があなたの役に立つはずです。これから、自己分析をする目的や具体的な分析方法、分析結果の活かし方を分かりやすくご紹介します。
- 自己分析を書く目的が分からない…。
- 自分なりにやってみたけど、どうやって活かせばいいのか教えてほしい…。
- 自己分析のやり方をゼロから勉強したい!
自己分析って何のこと?その目的は?
そもそも自己分析は、就職活動をするにあたって、企業に自分のことを分かりやすく伝えるために行います。“自分のことくらい、すべて自分が把握している”という方でも、いざ面接になると、面接官の質問に対して的確に答えることができません。私も就活を始めた当初は、自己分析を十分にしておらず四苦八苦していました。
自己分析をすれば、自分がどのような性格の持ち主で、生まれたときから現在まで、どのような経験を積んできたのか、自分の才能や特技など、ハッキリと答えられるようになります。
内定をとるためには、自分で自分のことを説明できなければいけません。そのため、就活生は、自己分析から始めなければいけないということです。
誰でもできる自己分析のやり方とは?
どうしたら自己分析ができるのかまったく見当のつかない方でも、自分について深堀する方法があります。ありとあらゆる物事に、なぜを5回以上問い続けます。バイトでも、大学でのできごとでも何でも良いのですが、下記のような感じで深堀してみます。
最初は、「なぜ」と問いかけてみても、上手く回答が出ないかもしれません。ここで大切なのは、“自分だけの一次情報”を取り出すことです。面接官が知りたいのは、ネットの情報ではなく、求職者の一次情報です。つまり、求職者本人の体験が知りたいということです。
将来、介護職に就いてみたいと考えている。
↓なぜ
お年寄りに寄り添いたいという思いがあるから。
↓なぜ
おばあちゃんの介護を自らの意思でやろうと決意したから。
↓なぜ
もともと、おばあちゃん子で、おばあちゃんが大好きだから。
↓なぜ
大好きだったおばあちゃんが亡くなったとき、悲しみも大きかったがかけがえのない体験ができたと思った。
↓なぜ
おばあちゃんを通して、人の命の尊さを知ったから。
↓なぜ
おばあちゃんが亡くなる瞬間、「今までありがとう。」と言って、亡くなったから。
↓なぜ
おばあちゃんは、嬉しかったのだと思う。そこに、介護職としての使命を感じた。
自己分析をエントリーシートや面接で活かす
自己分析ができたら、企業理念や社長の一言などから、自分との共通点を見つけ出しましょう。なぜ、そのようなことをするのかというと、“企業理念や社長の考え”を知ろうとする意志があることを面接官に知ってもらうためです。
どれだけ一次情報について語れても、面接で企業理念について知らないというのは、非常にまずいです。例えば、下記のように合致させます。
- 御社は、要介護者ひとりひとりに寄り添うことを大切にしていますが、私自身、祖母の介護に付き添った経験から、その必要性を実体験から理解しています。
- 私は、祖母に「ありがとう。」と亡くなる直前に言われました。御社には、要介護者の最後を最高のものにしたいという方針があり、その理念に共感しました。
こんな感じで、自己分析結果を企業理念や社長の一言と合わせていくと、嘘・偽りがないため面接官も内定を出す可能性が高くなります。面接で自分の言葉で語るには、このような自己分析が欠かせないため、趣味やバイト、特技など、さまざまな分野で掘り下げてみましょう。
当記事のまとめ
今日は自己分析について記事を書きました。自己分析なんて必要ない!なんて思わずにしっかりと時間を掛けると良いですね。就活をする上で確実にプラスに働きます。
自己分析についてこんなことも知りたい!とかここはどういうことなの?などご意見・ご質問があればいつでもお気軽にご連絡いただければと思います。
